フラガール感想
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タイトル |
フラガール |
| 公開年 | 2006年 | |
| 監督 | 李相日 | |
| 評価(5点満点) | ★★★ | |
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今は、「スパリゾート ハワイアンズ」と名を変えている、「常磐ハワイアンセンター」の創世記の実話を元にしたお話。
常磐ハワイアンセンターは関西生まれの私も聞いたことがあったけど、こんな背景のなかに作られた物だとは初めて知った。
時は昭和40年、所は常磐炭鉱。時代は石炭から石油の時代へと変わりつつあり、鉱山は次々と廃坑に。一時期は栄えた常磐炭鉱も次々と労働者がクビになり、その労働力の受け口としてつくられたのが、このハワイアンセンター。
北国にハワイっていうのはトンデモな発想だが、この重い風景を打ち砕くハワイの明るいイメージが必要だったのかも。
そういう理由だから、従業員もダンサーもみんな地元から募集。なのでフラなんてやったこともみたこともない。挙句の果てにはストリップと勘違いしてる人も多数。
そこへ松雪泰子扮する元SDK(松竹歌劇団)のダンサーがダンサーの教師として招聘される。
あとは、ありがちな生徒とのぶつかり合い、地元住民との軋轢などを経て、一丸となってがんばり認められていくといった、スポ根ものに近いストーリーが繰り広げられる。
苦しくてもこれが仕事だと、炭鉱で働く人たち。その世間から抜け出し華やかな世界を目指す娘たち。そして炭鉱から外に目を向けて新しい世界でがんばろうとする人たち。
その姿を観て感動させようという映画なのであるが、相方はぼろぼろに泣き出していたのだけど、実のところ私には「泣きどころ」がなかった。
生活という現実ではどうしようもないことがあるのもわかるし、その中でがんばる姿も感動的だ。だが、その演出がオーバー過ぎてしまったのかもしれない。
それに、あるエピソードでは「あの娘かわいそう」より、「あの親父、コロス」と思ってしまったのも大きい。
また、エピソードがちょっとバラバラでまとまっていない印象もあった。
全体としてはとってもよくできた映画であると感じた。
特にラストの蒼井優のフラは圧巻!是非一度は観ていただきたい。
このお話では、フラを踊った女の子たちだけにスポットを当てている。一部に植物飼育担当の話も出てくるが、それ以外にもつるはしをギターに持ち替えたバンドマンやさまざまな従業員がいたことも覚えておきたい。








